私の過去世体験2
PART2

私が個人的に受けたセッションで体験した過去世をいくつかあげてみました。まだヒプノセラピーを受けたことがない、具体的にどんな感じで過去世のイメージを受け取ることになるのか知りたいという方達の参考になればいいと思います。他の人の過去世体験を聞いてみるのも興味深いものがありますよ♪


テーマ:最も幸せだった過去世(江戸時代:日本 大店の一人娘 16歳)

お裁縫の苦手な幸せな箱入り娘

過去世に通じる階段を降りきった所にある扉を開けるとそこに広がっていたのは江戸の街並みでした。どうやらメインストリートのような所です。武士や町人、農民や商人・・・大勢の男性や女性や子供、お年寄りなど大勢の人達が行き交う賑やかな通りです。人々の発散するエネルギーが光のかたまりのような感じで押し寄せてくるのを感じました。

自分の足元を見ると、白い足袋と赤い鼻緒の草履を履いていました。徐々に視線を上げていくと濃い紫の地に芍薬の花の模様の振袖を着ています。締めている帯も刺繍が入った豪華なもので、結び目は長く垂らしています。自分の頭を触ってみると結い上げた髪にいくつかの簪をさしていて、これも大変豪華で手の込んだもののようでした。顔は色白の丸顔で目がくりくりとしていました。手には臙脂の縮緬の風呂敷包みを持っています。

どうやら何かのお稽古事・・・お裁縫の教室からの帰り道のようです。あまりお裁縫が得意ではないのでちょっとうんざりした感じで、「お友達との話は楽しいけど、お稽古をさぼれる良い口実はないかな〜」などと思っています。

少し歩くと通りに面した数々の店の中でもひと際大きな店の前に着きました。ここが私の家のようです。お店の正面から入っていくと、使用人たちが口々に「お嬢様おかえりなさいませ」と声をかけてきます。呉服屋のようで色とりどりの反物を楽しそうに品定めしている女性達が大勢います。お客様にご挨拶したり、使用人たちに「ただいま」などと答えています。

長年仕えている番頭さんが「大旦那様が奥でお待ちですよ」と教えてくれました。長い廊下を通って両親のいる座敷に行きました。父親は40代半ばくらいの髪に少し白いものがまじった温厚そうな人で、母親は細面で隙のない着こなしをしたちょっと厳しい感じの人です。40歳そこそこでしょうか。

私はちょっとこの母が苦手でした。一人娘だからといって何かにつけて私を甘やかす父に対していつも小言を言っています。母の前で嘘をつくと、手を着いて謝るまで絶対に許してくれない厳しい人です。

二人にお裁縫教室のことをあれこれ聞かれ、少しおしゃべりをした後に自分の部屋に戻りました。背中の方から「いつまでもおゆきを甘やかしていてはためになりません」と母の声が聞こえました。私の名前は「おゆき」のようです。



そこで場面が変わりました。またお裁縫教室からの帰り道のようです。家に帰ろうとすると後ろから仲良しのさおり様に呼び止められました。さおり様は旗本のお嬢様ですが、あまり禄が高いお家ではないようです。時々二人で芝居小屋に行ったり小間物屋さんをのぞいたりします。

お裁縫の先生のお宅の前で立ち話をしていると、急にさおり様が「兄上!」と誰かを呼び止めました。振り返るとそこには剣術の稽古から帰る途中のさおり様の二番目のお兄様の兵庫様がいます。色の浅黒い目元の涼しい男らしい顔です。何度かご挨拶をしたことはあるのですがなぜか今日に限って胸がドキドキしてまともに顔を見られません。「道草をしないで早く帰りなさい」と私たちに優しく言うと、私に会釈をして歩いて行ってしまいました。その後姿を見ながら「あの方のお嫁さんになれたら」と思っていました。



そこでまた場面が変わりました。私は自分の部屋にいてぼんやり考え事をしています。そこは両親がニコニコしながら入ってきました。「お前に良い縁談があるんだよ。お相手はお前の仲良しのさおり様のお兄様、兵庫様だよ。あの方なら人柄も申し分ない」それを聞いた時は夢だと思いました。おまけに兵庫様は次男なのでうちに養子にきてくれるというのです。両親と3人で大喜びしていました。


次の場面に進むと、結婚から何年か経っている様子でした。庭で5歳くらいの男の子に旦那様が剣術を教えています。私はそれを縁側に座ってニコニコしながら見ています。親子三人の幸せな光景です。この過去世を見ている時はずっと幸せで温かな気持ちでした。

それから死の場面に進むとすっかり年老いて白髪になった私が部屋の真ん中に敷かれた布団に横たわっています。老衰のようです。周りには息子夫婦と孫の男の子が一人いて私の様子を見守っていました。夫は何年か前に先に亡くなっているようです。文机の上に位牌が置いてあります。「私は幸せだった。もうすぐ夫に会える」安らかな気持ちでそう思っています。ただ「もっといろいろな土地に行ってたくさんの人に会っていろいろなものを見たかった」と少しだけ心残りがあったようです。でも安らかな気持ちでその体を抜け出し、空に上って行きました。



この過去世を振り返って ―好奇心の源はこの時代?―

この過去世を見て分かったのは、昔から私はお裁縫が苦手だということです(笑)そしてこの時の母はやはり現世での母で、仲良しのさおりさんは私の友人でした。

最期に「いろいろな土地に行ってたくさんの人に会っていろいろなものを見たかった」と思ったことですが、現世においても私は外国やその文化等未知のものに対しての好奇心が強く、その土地に実際にひとりで出かけていくのが大好きです。

こんなこともこの過去世からの影響があるのでしょうね。そして自分がこんなに穏やかで幸せだった人生を送っていた頃があったということを知った時、なぜかホッとしたのを覚えています。


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